ゲーム用メガネの特徴と選ぶ際の4つのポイント
ゲームを好まれる方は多いと思いますが、意外とアイケアをおこなっている人は少ないのではないでしょうか。
長時間画面を見ていると、目が疲れるだけではなく身体にも悪影響を与えてしまいます。
そこで今回はゲーム用メガネの特徴や、選ぶ際の4つのポイントについて解説するとともに、ゲーム用メガネをしなかった場合の弊害などについても紹介したいと思います。
ゲーム用メガネとは
ゲーム用メガネはその名の通り、ゲームをするときにかける専用のメガネです。
プロゲーマーはもちろんのこと、一般のゲーム愛好家にもゲーム用メガネを利用している人はたくさんいます。
特に長時間にわたってゲームをする場合、いかにして目を守るかが重要となります。
またゲーム用メガネをすることで、快適にゲームをプレイすることも可能となります。
ゲーム用メガネとPC用メガネの違い
パソコンやスマホが当たり前となった昨今、ブルーライトの弊害が指摘されるようになっています。
ブルーライトは可視光線の中でもっとも波長が短いため、エネルギーが強く、目に与えるダメージも大きいとされています。
デスクワークなど長時間に渡ってパソコン作業をしていると、目にかかる負荷が大きいためPC用眼鏡をされる方も多いと思います。
では、ゲーム用メガネとPC用メガネはどう違うのでしょう。
ストレスフリー
ゲーム用メガネとPC用メガネの違いとしては、ストレスフリーであるかどうかがあげられます。
というのも、ゲーム用メガネは快適にゲームをプレイするために作られたものだからです。
長時間ゲームをプレイするときに、メガネが気になっていてはゲームに集中できません。
そのため、ゲーム用メガネはストレスフリー設計になっているのです。
視覚効果
ゲーム用メガネもPC用メガネも、おもにブルーライトから目を守る目的で作られています。
ブルーライトは太陽光や蛍光灯の光にも含まれていますが、なんと言ってもパソコンやスマホの影響が大きいです。
というのも、パソコンやスマホにはLEDが多く使われているからです。
LEDは青と白の2色だけで白色を作りだすため、自然な光よりもブルーライトの比率が高くなっています。
そこでブルーライトをカットするためのメガネが作られるようになったのですが、目への負荷を減らしてくれるメリットがある一方、青色をカットするため、物が黄色っぽく見えるというデメリットがあります。
そこでゲーム用メガネのメーカー各社は、ゲームの世界観を損なわないよう、カラーレンズを使用したゲーム用メガネを開発したのです。
それによってゲーム中の視覚効果が担保されることとなったのです。
フラッシュに対する保護作用
パソコン仕事をしていて、急に画面が明るくなるようなことはまずありませんが、ゲームをプレイしていると、画面が急に明るくなるケースは多々あります。
そのようなときにゲーム用メガネをしていないと、フラッシュ(強い光)のダメージをもろに受けてしまいます。
ゲーム用メガネをすることで、そのような強い光から目を守ることができるのです。
ゲーム用メガネを選ぶ際の4つのポイント
ゲーム用メガネの特徴について簡単にですが知って頂いたところで、実際にゲーム用メガネを選ぶ際のポイントについて解説したいと思います。
ポイント①フレームの設計
ゲーム用メガネを選ぶ際には、フレームの設計に気をつけましょう。
せっかくゲームをプレイするのに、フレームに違和感を覚えていては、ゲームの世界に没頭することができません。
ポイント②フィット感
ゲーム用メガネを選ぶ際には、フィット感も重視しましょう。
ゲーム中にメガネがずれたり動いたりしては、やはりゲームに集中できなくなってしまいます。
できれば通販で購入する前に、実際に着けてみてフィット感を確認した方が良いでしょう。
ポイント③ ヘッドセットとの相性
ヘッドセットとの相性も、ゲーム用メガネを選ぶ際に重要なポイントとなります。
ヘッドセットは簡単に言うと、ヘッドホンやイヤホンとマイクが1つになったもののことです。
特にボイスチャット機能のあるゲームをプレイする場合、ヘッドセットは必須です。
そして、ゲーム用メガネがヘッドセットに干渉しないかどうかは、ゲームを快適にプレイする上で重要なポイントとなります。
ヘッドセットを着用した際に、ゲーム用メガネのフレームがテンプル(こめかみ辺り)に食い込まないかどうか、またヘッドセットを着用した際に、ヘッドホンと耳との間に隙間ができないかどうかを確認しましょう。
ポイント④ 視野角
ゲーム用メガネを選ぶ際には、視野角にも気をつけましょう。
通常のメガネよりはゲーム用メガネの方が視野角が広いものですが、実際に装着して確認するよう心がけましょう。
これら4つのポイントを抑えたゲーム用メガネが、「G-SQUARE」のゲーム用メガネです。
「G-SQUARE」はテンプルの先端にあるシリコンラバー部をかなり自由に曲げられる仕様になっています。
その上、ヘッドセットとの相性が抜群のチタン製フレームを採用しています。そのため顔を動かしてもメガネがずれにくく、レンズと目との距離を一定に保ち、快適なプレイ環境を実現しています。
ゲーム用メガネをしなかった場合の弊害
ゲーム用メガネがこれほど普及するようになったのは、ゲーム用メガネをしなかった場合に弊害の起こるリスクが高いからです。
では、どのような弊害の可能性があるのでしょう。
目が疲れる
私たちが何かをハッキリ見ようとするとき、無意識のうちに目の水晶体の厚さを調節しています。
ちょうどカメラで被写体を撮るときに、レンズを絞るようなものです。
ブルーライトは可視光線の中でもっとも波長が短いため、網膜の手前で散乱します。
そのため、対象物がぼやけて見えてしまうのです。
対象物がぼやけると、また水晶体の厚さを調節してハッキリ見ようとします。
そのようなことを繰り返すことで、毛様体筋という目のピントを合わせる筋肉が疲労してしまうのです。
目が疲れることを「眼疲労」と言いますが、基本的に眼疲労は睡眠をとることで回復します。
睡眠をとっても回復しないほどの目の疲れのことを「眼精疲労」と呼んでいます。
また、ブルーライトには涙の分泌量を減らす作用もあることが分かってきています。
それによってドライアイを生じると、さらに眼疲労や眼精疲労のリスクが上がるという悪循環に陥るのです。
体内時計が乱れる
アメリカの眼科学会によると、ブルーライトによって体内時計が乱れるということです。
体内時計は24時間10分と、一日の長さと少しずれています。
そのずれを、朝日を浴びることで身体は自然に調節している訳です。
ところが、夜にブルーライトを浴びると、メラトニンと呼ばれるホルモンの一種が分泌されにくくなります。
メラトニンは別名「夜のホルモン」などと呼ばれており体温を下げ、眠気を誘発する働きがあります。
ブルーライトによってメラトニンの分泌量が減少することで、脳が「まだお昼だ」と勘違いしてしまうのです。
そのような習慣を繰り返していると、徐々に睡眠の質が低下し、朝起きてもスッキリしない事態に陥ります。
そして、朝の光を浴びなくなると、どんどん体内時計が乱れてしまうのです。
ゲーム用メガネがおすすめの人
ゲーム用メガネは、プロゲーマーだけにおすすめという訳ではありません。
一般のゲーマーやお子さん、目が悪い人にもおすすめです。
長時間ゲームをプレイする人
ゲーム用メガネがおすすめの人としては、長時間ゲームをプレイする人があげられます。
目がすぐに疲れていてはゲームを楽しくプレイすることができませんし、翌日に疲れを残すリスクも高くなります。
またモニターを見続けることでブルーライトをたくさん浴びると、目だけでなく身体にも悪影響を与えてしまいます。
子供
子供にもゲーム用メガネはおすすめです。
なぜなら、大人に比べて成長期にある子供の方が、ブルーライトの影響を受けやすいからです。
現代を生きる子供にとって、スマホやパソコンは当たり前の存在になっています。
その分、子供の目をブルーライトから守ってあげる必要があるのです。
目が悪い人
目が悪い人にもゲーム用メガネはおすすめです。
「G-SQUARE」ではオーダーメイドで度入りのゲーム用メガネも作っているので、目が悪い方は相談してみるとよいでしょう。
ゲーム用メガネはゲーマー必携のアイテム
ゲーム用メガネをしていると、目をブルーライトから守ってくれるだけでなく、睡眠の質も確保され、健康的な日常を過ごすことが期待できます。
最近は子供のうちからスマホを見たり、携帯ゲームをプレイしたりする機会が増えています。
ゲーム用メガネはゲームをするすべての人に必携のアイテムと言えます。
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