G-SQUAREレンズへのこだわり レンズカラーの選択
こんにちは。
今回はG-SQUAREアイウェアのもう一つ特徴である
「レンズカラー」についてご説明いたします。
なぜ3色もレンズカラーがあるのか????
そもそも、レンズカラーは必要なの?
アイウェアのレンズは無色透明が一番じゃないの??
そう思いますよね。。。
元々、DetonatioN Gamingさんと開発を進めるに当たって、
「どの様なアイウェアを作ろうか?」
からスタートし、
「集中できるアイウェアを作ろう」
に方針が決まったことは前々回話しました。
では、今までのアイウェアは集中できなかったのか? なぜ?
一つの答えとして、
ブルーライトカットコーテイングされたアイウェアは
「真っ黄色のレンズになるため、ゲームの世界観が”黄色”になり過ぎるため集中しづらい」
でした。
通常はこんな感じで若干黄色っぽい色をしています。
ブルーライトカットは、ブルー光をカットするその特性上、
黄色味がどうしても出てしまいます。
これば、「蒸着」であっても「染色」であっても
ブルーライトカットレンズは、カット率が高ければ高いほど”黄色味”が出てきます。
これは光学の原理的にどうしようもない事です。
※透明に近いレンズほど、ブルーライトカット効率は”低い”傾向があります。
話しを戻しますが、
ブルー光をカットしつつ集中出来るアイウェアを作るため、
我々は、当社独自技術である”気相転写染色”を利用しました。
この技術は、簡単に説明すると、
「ブルーライトカット染色をしたレンズを様々なカラーレンズに加飾できる」
と言うものです。
これにより、様々なカラー、様々な濃度のレンズを製作することができ、
どのレンズがより良いか?
プロeスポーツ選手の方々にテストを行っていただきました。
様々な角度でテストをさせていただいた結果、
ゲームタイトル、ジャンルによって好まれるレンズカラーが明確に分かれることがわかってきました。
まず顕著だったのが、DetonatioN FocusMeがプレイする”MOBA”系の世界的タイトルです。
レンズカラーは”ワインレッド”
どうやら、ゲーム背景色との補色関係で、
無色レンズより、よりくっきり画面が見れるとのコメントを多くいただきました。
次にFPS系
レンズカラーは”グレー”
無彩色のため、ほぼ透明レンズと変わりません。
様々なステージでの戦闘を余儀なくされる同ジャンルは、
”無色レンズ”で、“ブルーライトカット”も出来、”眩しさカット”で長時間プレイできるレンズ
をご所望されました。
最後に格闘系。
レンズカラーは“ブラウン”です。
一般的なブルーライトカットレンズと言われるカラーリングに最も近い色合いなのが
このレンズです。
DetonatioN Gamingが力を入れている格闘系タイトルにおいて、
無彩色のグレーレンズを抑えて
一番見やすいカラーであるとの評価をいただきました。
こうして、上記3色のレンズが完成しました。
これらのレンズ製作は全て、選手の主観を参考に微調整を加えながら製作したものになります。
従いまして、あくまで推奨カラーになります。
人の目は千差万別。
ただ1つとして同じ目は存在しません。
ゲームも同様。
ただ一つとして同じゲームは存在しません。
つまり、我々のレンズカラーのアプローチは今後も継続して行っていきます。
勿論レンズカラーだけではありません。
勝つために必要なアイウェアとは何か?
どうすれば集中できるアイウェアになるか?
終わりなき、答えなき禅問答の様な探求は、今後も続いていきます。
次回は、フレームについて少し。
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